意外と知られていないヒアルロン酸の秘密

ヒアルロン酸イメージ

こんにちは。髙橋酵研株式会社の南谷です。 「酵素分解技術」を使って、ナチュラルで優しい食品をご提供する会社です。

さて、お店やテレビなどでもよく登場するヒアルロン酸。 お肌がぷるぷるになるイメージがありますよね。

今回は、そんな女性の美と健康を保つために欠かせないヒアルロン酸についてお話します。

乾燥はアンチエイジングの天敵!

女性スキンケアのイメージ画像あなたのカラダのあらゆる場所で、ヒアルロン酸は潤いを保っています。 ヒアルロン酸は1グラムで約6リットルもの水分を保水しているといわれています。 ヒアルロン酸は、あなたの体内で日々作られています。 しかし、24歳を過ぎたころから、ヒアルロン酸の生産能力は低下しはじめます。 体内のヒアルロン酸の量は50歳では50%、80歳では20%にまで減ってしまうのです。 こうやってカラダはどんどん乾燥していき、老化も進みます。

あなたは人工派?天然派?

ご存知でしたか? 化粧品などで使われているヒアルロン酸、そのほとんどが、「溶血性連鎖球菌」(いわゆる、”ようれんきん”)を使って人工的に培養されたバイオヒアルロン酸なんです。 この製法は安全であるとは言われているものの、口に入れることを考えるとちょっと…。 カラダの内側からヒアルロン酸を補給するなら、安心な天然の食べ物から補給したいですよね。

歴史が証明 楊貴妃の美容食

メディシスの写真

メディシス

楊貴妃の写真

楊貴妃

古くは中国の楊貴妃、フランス王妃のカトリーヌ・ド・メディシスもこよなく愛したといわれる美容食材があります。 ヒアルロン酸を多く含む天然食材、実はニワトリの「トサカ」なんです。 トサカにはヒアルロン酸をはじめとしたムコ多糖類(ネバネバ物質の総称)、そしてコラーゲン、エラスチンなどがバランスよく含まれています。 いわば、天然複合型ヒアルロン酸の宝庫なのです。

ヒアルロン酸は消化・吸収できない?

ヒアルロン酸は分子量が100万を超える巨大物質です。 一般に、腸が吸収できる分子量は1万までといわれています。 また、ヒアルロン酸は硬いコラーゲン繊維と複雑に絡みあっています。コラーゲンも分子量30万を超える巨大分子で難消化性。 ということは、人の消化器官では普通のヒアルロン酸やコラーゲンを消化・吸収することは困難なのです。 いくらトサカがいいとは言っても、そのまま食べてしまってはカラダが活用できる有用成分はごくわずかなのです。 一方で、加熱により分解する方法もあるのですが、ヒアルロン酸などのムコ多糖類やコラーゲンは熱に弱いという性質を持っています。高温で調理しても成分が変性してしまうのです。

トサカのチカラを引き出す「カギ」、それは酵素

髙橋慧(さとる)博士はトサカを酵素で低分子化する「M・E・E製法」を発明し、特許を取得しました。 ただ、一概に「酵素」といっても、地球上にはわかっているだけで数万種類存在し、その機能はすべて異なります。 また、低分子化といっても、ただ小さくすればいいというものでもありません。ヒアルロン酸やコラーゲンの機能を損なわないサイズにするために、分解をコントロールする必要があるのです。

天然複合型ヒアルロン酸を!

ヒアルロン酸は単体でカラダに作用するわけではありません。体内では、ヒアルロン酸とその他のムコ多糖類(ネバネバ物質)、そしてコラーゲンが複雑に絡み合った状態で存在しています。 「M・E・E製法」はまるごと天然素材にこだわります。ヒアルロン酸、その他のムコ多糖類、コラーゲンが絶妙なバランスで結合した、「天然複合型ヒアルロン酸」であるトサカを、そのまま人のカラダに作用しやすいように低分子できる、独特の酵素技術なのです。 ヒアルロン酸サプリを選ぶときには、天然由来なのか人工培養なのか、またきちんと低分子化されているのか、など、こだわってみてはいかがでしょうか?

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南谷達郎

南谷達郎

酵素分解技術が日本の食文化を変える! 酵素を使った様々な食品の研究・開発を手掛けています。 酵素を使った食品加工の特徴は「まるごと」「ナチュラル」「身体に優しい」。 ホンモノの食材が、ホンモノの加工技術と出会えば、凄い物ができるとワクワクしています。 酵素技術と健康についての情報を発信してまいりますので、よろしくお願いします。

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