はじめまして、髙橋酵研株式会社の南谷と申します。
弊社独自の「酵素分解技術」を使って、ナチュラルで優しい食品をご提供する会社です。
「酵素」や「発酵食品」って、普段よく耳にする言葉ですが、詳しいことは意外とご存知でない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さて、酵素ってなんでしょう?
Wikipediaを見ると、
「酵素(こうそ) (enzyme) とは、生体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。」
…よくわかりませんね。
そんな、実はよくわかっていない「酵素」を分かりやすくご説明します。
(※この記事で話す「酵素」とは、一般的な酵素ドリンク等とは別のものです)
生命活動になくてはならない酵素
私たちの身体の中で働いている酵素だけでも無数の種類があります。
唾液中のアミラーゼ → 穀物(でんぷん)を分解
胃液中のペプシン →お肉(タンパク質)を分解
胃液中のリパーゼ →脂肪を分解
これらの酵素によって食べ物を小さく分解することによって、はじめて栄養素を身体に取り込むことができるのです。
また、酵素の仕事は食べ物の分解だけではありません。
栄養素からエネルギーを作ったり、体内でタンパク質を作ったり、何と細胞分裂したりするのにも酵素が働いています。
人間だけでなく、植物・動物、全ての生物にとって、酵素は生きるためになくてはならないものなのです。
たくさんの酵素、全部役割が違います
人間の身体を一棟のビルだと考えてみてください。
ビルを構成している資材を栄養素とすると、ビルを建設する工機や工具が酵素にあたると言えるでしょう。
<建築資材 = 栄養素>
鉄筋
コンクリート
ガラス
壁材
建具
<工機・工具 = 酵素>
パワーショベル
クレーン
ドリル
ハンマー
ドライバー
それぞれの道具にはそれぞれ特定の仕事があります。
クレーン車で釘を打つことはできません。ハンマーでネジを回すことはできません。
同じように酵素にも、それぞれ特定の仕事があり、体内の必要な場所で、必要なだけ生産され、使用されています。
例えば、アミラーゼという酵素は澱粉を分解できますが、それ以外の仕事は一切しません。
鍵と鍵穴
また、酵素のもう一つの特徴として、鍵と鍵穴が例えとして使われることがあります。
酵素には固有のくぼみがあり、ピッタリ合致する凸凹を持った物質のみを選び出し、仕事をするのです。
例えば、ペプシンという酵素はタンパク質だけを選び出して分解することができますが、逆に鍵が合わない物質には全く働きません。
こんな気難しい性質を持った「酵素」ですが、それでは酵素を飲むと身体にとってどのようなことになるのでしょうか?
その答えは…
次回の記事をお楽しみに!
最新記事 by 南谷達郎 (全て見る)
- 意外と知られていないヒアルロン酸の秘密 - 2016年2月17日
- 酵素の仙人 - 2016年1月22日
- 高橋酵素の特許技術 その3 “M・E・E製法” - 2016年1月18日