旬のいちごを食べて肌もおなかもキレイになろう!

いちごの写真

この季節、真っ赤ないちごが店頭でも目をひきますね。
いちごが一番おいしくなる季節。
クリスマスケーキにのったいちごのイメージから、旬は冬と思っている方も多いですが、
いちごの旬は春です。

【簡単、お洒落薬膳 第11回】は、いちごがもたらす美容効果や薬膳の果物の効果についてお話しします。

甘くておいしいだけじゃない!いちごが持つ美容パワー

いちごの栽培方法は主にハウス栽培露地栽培がありますが、
私たちが普段いただいているいちごはほとんどがハウス栽培です。
ハウス栽培は、天候に左右されることなく長期にわたって安定した収穫ができるからなんですね。

一方、露地栽培は天候や環境に左右されますが、いちごが本来実る時期に収穫するので
「旬のいちご」を作ることができます。
これからのゴールデンウィーク前後には、
まさにその露地栽培のいちごが出荷のピークを迎えます。
太陽の光をたっぷり浴びて育った真っ赤ないちごは、味も濃くてとっても美味しいんですよ。

両手にのったいちごの写真

いちごはビタミンCが豊富で、皮膚の抵抗力を高め、肌の調子を整えます。
目元のクマや、気になるシミにも効果的。
そして、整腸作用のある食物繊維ペクチンもたっぷり含まれているので、
腸もキレイにします。
まさに春の美容果物ですね!

また、薬膳効果としては体の熱を冷まし、
喉を潤すので春先の空咳や喉の痛みにもよいでしょう。
暑い日にいちごをいただくと、喉の渇きが癒されスッキリするのはそのためなんです。

果物を積極的に摂って、もっとキレイにパワフルに

薬膳の世界では、果物には「肝・心・脾・肺・腎」
五臓の働きを助ける役割があるとされています。
例えば、薬膳でよく使われるナツメクコの実。
ナツメは胃腸の調子を整え、心を穏やかにし、体力と気力をアップしてくれます。
クコの実は疲れ目、滋養強壮、老化防止に効果的です。

いちごとナツメとクコの実

果物をいただくと体の内側から調子がよくなるので、ぜひ季節の果物を取り入れてみてくださいね!

庭のクリスマスローズを室内の各部屋に飾り4月も健やかに過ごしてまいります。

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中島香代子

中島香代子

栄養士、薬膳コンシェルジュ、薬膳エバンジェリスト(薬膳コンシェルジュ協会認定)、豆腐マイスター、裏千家茶道師範、草月流華道師範 主婦の立場から家族の健康管理のために薬膳を学ぶ。 薬膳の考えの素晴らしさを広めたいと思いカルチャー講座にて薬膳講座を引き受けながら薬膳レシピの提案や栄養指導などの活動をしています。 生活の中にすぐに役立つ簡単薬膳をお伝えして行きたいと思います。

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