更年期対策のポイント 身体のゆがみ

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更年期対策ポイントとして、前回、前々回と

1.体内栄養のバランスを整える! 

2.適切な睡眠をよくとる! についてお話しました。

今回は、3.筋肉の緊張をゆるめ、身体のバランスを整える! です。

「身体のゆがみ」は、万病の元!

これは、当院での「身体のゆがみ」がよくわかる
「モアレ写真」という特殊な画像です。

4回目画像①

左右の方の高さが違って、臀部骨盤も左に寄って、
身体が全体的にねじれてゆがんでいます。

背中から腰、骨盤周りの筋肉が偏った緊張を起こしています。

わかりますか??

「身体ゆがみ」が少なく、骨格バランスが良い人、
すなわち、骨盤が左右水平に近く、脊柱が直立し、
左右の両肩がほぼ同じ高さにある人の場合は
効率よく「重力」を受け流すことができるので、
身体を支えるのに多くの筋肉を働かせる必要はありません。

そのため筋肉・関節への影響が少なく、
エネルギー消耗の少ない生活ができています。

しかし、身体の土台となる骨盤が傾斜やねじれたりして、
脊柱が彎曲し、両肩の高さが違うなど、
「身体ゆがみ」が多く筋肉骨格のバランスが悪いと、
首や肩、背中や腰、ひざなどの筋肉や関節への重力負担(身体的ストレス)が大きくなり、
重力に対して自分の身体を支えるためによりたくさんの筋肉を使わなければなりません。

そのため、筋肉が固く緊張したままになって、
筋肉の間を通る神経や血管を圧迫し痛みの原因になったり、
血行不良を起こしたり、エネルギー消耗が多く疲れやすかったりします。

あなたにも思いあたる経験はありませんか?

・普通に座っているだけなのに、
妙に肩や腰に力が入っていて疲れる。

・寝ているはずなのに、
なぜか足が緊張していたなど無駄な筋肉を使っているなど・・・

また、骨格は生命維持に大切な脳や心臓をはじめ肺や胃腸、
腎臓など様々な内臓を守るための「甲羅」のようなもので、
内臓は筋肉や靱帯などで骨格にくっついています。

そのため「身体のゆがみ」多くなると、
内蔵の圧迫や筋肉の引っ張り合いが生じて、
機能の低下や血液循環の不良をもたらすため、
便秘冷え症老廃物の蓄積など様々な身体不調の要因になります。

特に身体の土台である「骨盤のゆがみ」は、
身体全体へ大きく影響をもたらすほか、
また骨盤内臓器の婦人科系機能(子宮や卵巣)や
泌尿器系機能(膀胱)の働きに悪影響を及ぼします。

筋肉の緊張をゆるめて、身体のバランスを整えよう!

仕事や家庭でも何かと忙しい40代、50代。

肉体的にも精神的にもストレスも大きくのしかかり、
知らぬ間に体中の筋肉が緊張して固いままとなっています。

実はそれが「身体のゆがみ」を大きくして、
様々な更年期の身体不調を大きくしているのです!!

「身体のゆがみ」を少なくするには、
緊張して固く縮こまった筋肉をゆるめるのがポイントです。

最近ではパソコン作業など長時間デスクワークをすることも多くなって、
体を動かすことが少ない人も多いと思います。

特別に何かスポーツをするとか、ジムに通うとかしなくても、
ラジオ体操などで身体を適度に動かすことでも、
固く縮こまった筋肉をゆるめることはできます。

また、前回お話ししました「適切な睡眠をとること」も大切ですね。

睡眠は体と脳の機能回復のための時間ですから、
「適切な睡眠」がとれていないと、
筋肉はなかなかゆるまず固く緊張したままになってしまいます。

できれば、「更年期」のこの時期こそ、
真剣に「身体のゆがみ」を整えることをお勧めしたいですね。

当院では「身体のゆがみ」がよくわかる「モアレ写真」でくわしく分析して、
体にやさしい施術で「身体のゆがみ」を整えて、様々な身体不調を改善へと導いています。

4回目画像②

当院では身体のゆがみについてのご相談受け付けております。

川井筋系帯療法治療センター院長

川井筋系帯療法HP http://www.kawaikinkeitai.co.jp/

専門家プロファイル http://profile.ne.jp/pf/kawaikinkeitai/

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川井太郎
「病院でよくならなかった人の為の整体院」として、頭痛や首肩こり、腰痛、慢性疲労等の筋骨格系症状をはじめ、冷え症、むくみ、更年期症状等の婦人科系症状、アトピー、喘息等体質的症状など、様々な患者さんの症状を改善へ導いている。 「身体のゆがみ」&「アンチエイジング」の専門家 著書『腰痛が治るのはどっち?』(学研パブリッシング)、『腰痛・股関節痛・足のしびれが消える「骨盤ゆらし」』、(マキノ出版)『スマホうつ』(秀和システム)など あん摩マッサージ指圧師 保健医療学修士(国際医療福祉大学大学院 理学療法修士課程修了) 米国アンチエイジング医学会(A4M)認定 ヘルスケアプラクティショナー 日本抗加齢医学会認定 指導士   専門家プロファイル http://profile.ne.jp/pf/kawaikinkeitai/

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