これから年末にむけていろいろと忘年会やクリスマスパーテイーなどの集まりも多く、
食べ過ぎで胃がもたれることが多くなる季節ですね。
そんなときにおすすめの山査子(サンザシ)のお茶です。
山査子の効果効能とは?
山査子は性味は酸・甘/微温。
帰経は脾、胃、肝。
山査子の薬膳効果は消化機能を促進して、脾胃に滞っている飲食の消化を促してくれるので年末年始に向け暴飲暴食しがちな時期におすすめです。
脂肪を分解する酵素が含まれているので、肉や油っぽい物を食べたときにも良いです。
また山査子はコレステロールを下げるともいわれています。
さらに気の巡りもよくして血行を促進してくれ、殺菌性の下痢を止めるとされます。
山査子を使ったレシピのご紹介
砂糖漬けやジュースなどの加工品もありますが、そのままスライスされて乾燥された山査
子を使い薬膳茶にブレンドしました。
山査子とドライオレンジと白キクラゲのブレンドの薬膳茶にオレンジの香りで気の巡りも良くなり、白キクラゲで乾燥するお肌に潤いもプラスできます。
ドライオレンジは市販のものは砂糖が添加されているものも多いので、自家製でも簡単にできますので是非作ってみてくださいね。
スライスして天日干しにします。
市販のフード乾燥機をお持ちですと簡単に作れます。
香りがとてもよいですのでお茶にブレンドしてもいいですし、そのまま頂いてもおいしく
召し上がれます。
白木耳(白キクラゲ)の効果効能
白木耳(白キクラゲ)は性味は甘・淡/平。
帰経 肺、胃、腎。
陰液を補い肺の機能を潤すとされます。
また胃を丈夫にして体に水分を補い潤します。
スープやデザートなどに幅広く使えます。
食べる美容液ともいわれています。
中国では昔から不老長寿の薬とされ、その形から銀耳とも呼ばれています。
白木耳を使ったレシピをご紹介
なつめと赤ワインと白キクラゲのデザートにしてみました。
水でもどした白キクラゲを鍋で柔らかくなるまで煮詰めます。
なつめの種を取り刻んで赤ワインとともに煮込みます。
トロトロの薬膳デザートになり、喉の乾燥によいです。
クリスマスの季節にはグローブやシナモンを追加して、ホットワインのような味付けにして
もおいしいです。
シナモンを入れると冷え対策にもよいですね。
白キクラゲで乾燥対策によい薬膳デザートになります。
白キクラゲのデザート
赤いグラスに入ったのが、白キクラゲとなつめの赤ワインデザートです。
次回は一緒に写っている林檎のシナモン一口デザートを紹介します。
山査子サンザシ
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