高橋酵素の特許技術 その3 “M・E・E製法” 

水の写真

こんにちは、髙橋酵研株式会社の南谷です。

「酵素分解技術」を使って、ナチュラルで優しい食品をご提供する会社です。

さて、前回ご紹介したA・T・E製法は植物を硬い繊維質ごと低分子化する技術でしたね。

鮮魚の写真動物性の食品は、植物性の食品よりも消化が良いものが多いのですが、中には消化がよくないものがあります。その代表的なものが、コラーゲンなどの硬質タンパク質、ヒアルロン酸などのムコ多糖類です。

M・E・E製法はこれらの比較的消化の良くない動物性の食品を効率的に摂取するための技術です。

一般的な分解の方法

圧力鍋の写真

コラーゲン、ヒアルロン酸など、比較的消化の良くない食品を分解する代表的な方法は、高温高圧をかける、もしくは酸性溶液、アルカリ溶液などに浸すことです。

塩酸と苛性ソーダの写真

ところが、このような方法で加工した場合、分解がコントロールできず変色したり、分解しすぎて変質したり、素材を傷めることが多いのです。

素材とカラダにやさしい、M・E・E製法

M・E・E製法は素材が本来持っている良さを十分引き出すために常温で酵素だけで分解をしています。だから素材を傷めることがありません。

たとえば、サメの軟骨はコンドロイチンとⅡ型コラーゲンをたっぷり含んでいますが、そのままではなかなかカラダに入ってきません。また、コンドロイチンやコラーゲンを個別に抽出するのではなくまるごと酵素分解することで、素材の良さを余すことなく引き出すことができるようになります。

コラーゲンとヒアルロン酸がたっぷり含まれた鶏のトサカをそのまま酵素分解してつくったサプリメントは、お肌を内側からプルプルにできる、弊社の一番人気の原料です。

素材を壊さず、まるごと活かす。それがM・E・E製法です。

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南谷達郎

南谷達郎

酵素分解技術が日本の食文化を変える! 酵素を使った様々な食品の研究・開発を手掛けています。 酵素を使った食品加工の特徴は「まるごと」「ナチュラル」「身体に優しい」。 ホンモノの食材が、ホンモノの加工技術と出会えば、凄い物ができるとワクワクしています。 酵素技術と健康についての情報を発信してまいりますので、よろしくお願いします。

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