【簡単、お洒落薬膳 第7回】
牡蠣は女性にはうれしい血を補う食材です。
さらに、体を潤して、イライラや不眠にも効果があり
また動悸を鎮めるとも言われています。
薬膳では、黒の食材はアンチエイジングに良いとされています。
海のミルクと言われる牡蠣を
今回は佃煮風にしてまとめて作り置きのできる
かんたんな牡蠣の薬膳しぐれ煮の紹介です。
アンチエイジングに最適!牡蠣の薬膳しぐれ煮の作り方
1.まず牡蠣のむき身をよく洗います。
2.次に鍋に醤油、みりん、酒、生姜、ニンニク、ネギと黒砂糖、
薬膳では良く使う棗(ナツメ)をいれて、弱火でゆっくり煮込みます。
3.これをご飯にセリとのせて、簡単牡蠣ごはんになります。
鍋に残った煮汁もご飯にかけていただいてくださいね。
牡蠣の旨みが良く出ていて美味しくいただけます。
牡蠣の薬膳しぐれ煮の効果
棗(ナツメ)は胃腸の消化を助けて、元気にしてくれる薬膳食材です。
また心の疲れを和らげる作用があります。
気分の落ち込み、イライラ、不眠にも効果があります。
セリは体の熱を冷まし、不要な水分を尿として出す作用があります。
春の七草のひとつでもありますし、
セリを添えて春の香りを楽しむことができます。
牡蠣の薬膳しぐれ煮の応用料理
牡蠣の薬膳しぐれ煮を作った際に出来た煮汁は、
牡蠣のエキスがたっぷりですので、中華料理の炒め物などに利用することが出来ます。
牡蠣のうまみがよく出ていますので、いつもの料理の味が本格的になります。
煮汁だけ別容器に入れて、取っておいてくださいね。
牡蠣の薬膳しぐれ煮は、おつまみとしてもおいしい一品となります。
応用料理として、
フランスパンにのせて、オリーブオイルをかけていただくと
ワインにもよく合う一品となり、オススメです。
こんな感じで、アレンジしてメニューを広げていくと、
簡単オシャレ薬膳へと変身させていくことができます。
”食べて美味しい、健康にも良し!”
そんな一品なので、
あなたのオリジナルの一品を完成させてみてくださいね。
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