紫キャベツを使ったピクルスの勧め!料理例も合わせてご紹介

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春キャベツが、出回り始める季節ですね。
色鮮やかで見た目も綺麗な紫キャベツが、この時期の料理にはおすすめです。
そんな紫キャベツですが、おすすめなのは「キャベツのピクルス」です。

今回は、まとめて作り置きすると便利な紫キャベツのピクルスの作り方と、それを使ったフィンガーフードについてご紹介します。

なぜピクルスがいいのか?

薬膳の世界では、キャベツには胃腸の調子を整えてくれる効果があるとされています。

ピクルスにすることでお酢を使うので、血液を浄化したり、血の巡りをよくしたりする薬膳効果があります。さらに紫キャベツには、ポリフェノールも含まれていますから女性には嬉しい組み合わせですね。

*意外と知られていないですが、お酢はあったかい料理を冷ましにくくする温性の効果もあります。

紫キャベツピクルスの作り方

材料

  • 紫キャベツ
  • ピクルス液
  • 米酢
  • きび糖

作り方

  1. まずは紫キャベツを均一にスライスします。
    この時点ではまだ濃い紫色です。4
  2. 鍋にピクルス液をつくり火にかけてあたためます。
    米酢、水は同量にきび糖を加えます。
    すると、お酢と反応してキャベツが黒紫から明るい紫色に変わります。5
  3. キャベツがしんなりするまで2、3分位様子を見ながら火にかけてください。
    鍋に入れたばかりは上の写真の感じですが、少しキャベツがくたっとするぐらい鍋で加熱して下さい。
  4. そして、よく冷ましてから保存容器に移します。
    すると、数日して発酵が進み、綺麗な赤紫色に仕上がり食べ頃になります。

紫キャベツピクルスを使った料理をご紹介

紫キャベツのピクルスですが、ソーセージの付け合せはもちろん、サラダに乗せても食卓の「華」になります。

お弁当のサンドイッチでも重宝してますね。

お手軽料理「薬膳サンド」

慌ただしい朝にはゴジベリーとともに、薬膳サンドにしてみましょう!

ゴジベリーとは、薬膳食材の枸杞のことです。
杏仁豆腐のうえにのっているあの赤い実ですね。
目の疲れやふらつきに効果があり、滋養によいとされています。

オニオン味のベーグルにクリームチーズを塗った紫キャベツのピクルス、枸杞の実、レーズン、ナッツ類をのせただけですが、立派な薬膳サンドになりました。

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一口サイズで食べられるフィンガーフード

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紫キャベツのピクルスは、一口サイズ料理・フィンガーフードにもカラフルで良い色味がでますよね。

ポテトサラダに混ぜ込み、チーズや木の実をいれて、松の実や枸杞の実などをいれ薬膳フィンガーフードにしました。

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赤大根のピクルスの上にのせ、エディーフラワーで飾りました。
普段の料理が一気に見た目もよくなります。

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そして最後に薬膳講座のフィンガーフードのご紹介です。
ソーセージとともに、茴香と菊花を添えました。

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なつめ餅もまたお出ししたいと思います。

次回の薬膳講座では、フィンガーフードを取り入れて、簡単で作りやすく、見た目もよい薬膳フィンガーフードをいくつかご紹介していこうと思います。

お知らせ

次回の薬膳講座は、
4月12日

銀座サロン ナオミプレイスにて
「春の薬膳講座」開講します。

春のトラブルにおすすめの薬膳茶と共に、
薬膳フィンガーフードをお楽しみいただきながらの講座になります。

春はどんな食材を取り入れたらよいのか?
また、どんなトラブルが多いのか?
それに、春に良い薬膳茶などをご紹介していきます。

講座終了後には、レストランカフェのランチ付きです。

4月12日  銀座サロンでの春の薬膳講座の後の予定として、
5月には、横浜中華街へ薬膳ツアーがあります。

アンチエイジング薬膳を食べながら学ぶ
ワンデーツアー開催します♬

食事のあとは、食薬を買いに横浜中華街をご案内させていただきます。

お申し込みは、

銀座サロン ナオミプレイス よりどうぞ♪

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中島香代子

中島香代子

栄養士、薬膳コンシェルジュ、薬膳エバンジェリスト(薬膳コンシェルジュ協会認定)、豆腐マイスター、裏千家茶道師範、草月流華道師範 主婦の立場から家族の健康管理のために薬膳を学ぶ。 薬膳の考えの素晴らしさを広めたいと思いカルチャー講座にて薬膳講座を引き受けながら薬膳レシピの提案や栄養指導などの活動をしています。 生活の中にすぐに役立つ簡単薬膳をお伝えして行きたいと思います。