【おいしくゆるゆる健康に 第2回】
今回は、前回ご紹介した「NY発! サラダBOWLレシピ」の中から、スーパーフードとして人気のキヌアを使ったサラダを一品ご紹介しましょう。
キヌアは、ボリビアやペルーなど南米産の穀物です。女性ホルモンに似た働きをするフィトエストロゲンが含まれ、更年期障害の緩和が期待できます。また、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルが豊富で、骨粗しょう症や貧血予防、むくみを解消する働きもあります。女性の健康のためには、もっと食生活に取り入れたい食材なのです。
キヌアは穀物ということで、白米に混ぜて炊くのが一般的となっていますが、実はまとめてゆでて冷凍保存をしておけば、サラダをはじめ、様々な料理やお菓子にもっと気軽に使うことができます。
「NY発! サラダBOWLレシピ」では、サラダの具材としてたびたびキヌアが登場します。ぜひ、使い方を参考にしてみてください。
キヌアのゆで方
- キヌアと、キヌアの1.5倍の量の水を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして15分ゆでる。
- ざるにとって水気をきる。
※冷めたら必要な分を使う。余った分は冷凍しておく。
キヌアの保存方法と使い方
- ファスナー付き保存袋に入れて冷凍保存する。
- 使いたい分だけ割って保存袋から出し、自然解凍する。
※急ぐときはぬるま湯をかけて解凍する。
さあ、キヌアを使ったサラダを作ってみましょう!
さつまいもとキャベツのたっぷりサラダ
◯材料(1人分)
- キヌア(ゆでたもの) 50g
- コールスロー(作りやすい分量)
紫キャベツ 1/4個
キャベツ 1/4個
玉ねぎ 1/4個
塩 小さじ1 - A
砂糖 大さじ1と1/4
食用油(お好みのもの) 大さじ5
酢 大さじ5
こしょう 少々 - さつまいも 40g
- サニーレタス 30g
- パルメザンチーズ 10g
◯作り方
①2種類のキャベツは3mm幅のせん切りにする。玉ねぎは薄切りにして塩の半量を振ってもむ。
②①のキャベツに玉ねぎと残りの塩とAを加えてよく混ぜる。さつまいもはひと口大に切り、やわらかくゆでる。
③ ②のコールスロー50g、さつまいもとキヌア、サニーレタスを混ぜ合わせて器に盛る。
④ パルメザンチーズはチーズおろし器で細かくおろし、全体に散らす。
「NY発!サラダボウルレシピ~野菜と雑穀でヘルシー!」
山田玲子(大和書房)
http://www.amazon.co.jp/dp/4479920951
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