甘酒は飲む美容液!薬膳アレンジ方法やすごい美容成分をまとめてご紹介

薬膳風 甘酒

食べる点滴ともいわれる甘酒。

それは、甘酒の効能効果によるものです。

寒い冬の飲み物のイメージがある甘酒ですが、実は江戸時代には夏バテ予防として甘酒売りが出ていたほど日本人には馴染みのある甘酒です。

今回は、そんな甘酒のとっておきのアレンジレシピと効果効能についてお伝えしていきます。

まさに飲む美容液。甘酒に隠された美容成分とは?

甘酒

残念な事に現代の若者には、あまり受け入れられていない甘酒。

飲み慣れていないという意見があるのも、事実です。

美肌、美白、貧血予防、疲労回復、整腸作用、免疫力UPなど、飲む点滴、飲む美容液と言われる甘酒は、本当にスーパードリンクなのです

まさに、アンチエイジングの味方なのです。

お肌を作るのに必要な成分の非須アミノ酸である以下の成分が、甘酒にはしっかりと含まれています。

トリプトファン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、バリン、ロイシン

そして美肌効果が期待できるビタミンB群。

整腸作用のあるオリゴ糖も多く含まれます。

しかも甘酒には、最強の抗酸化物質といわれるエルゴチネオンが含まれています。

この強い抗酸化を持つエルゴチオネインは、1g当たり20万円もする極めて高価な物質なのです。

まさに飲む美容液ですね。

甘酒のアレンジ方法

そのまま甘酒を飲む以外にも、スイーツやお料理の甘みとして甘酒を使うこともできます。

忙しい朝にぴったりな甘酒入りスムージーをご紹介します。

いつもの野菜やフルーツの生ジュースに、甘酒をいれるだけの簡単なものです。

甘酒が苦手な方にもこれなら、手軽に摂ることができますね。

野菜ジュースと甘酒のブレンドもオススメ

野菜ジュースと甘酒

野菜でつくる生ジュースに甘酒をいれることにより、甘酒のあたため効果によりジュースにより胃腸の冷えすぎを抑えられます。

野菜ジュースの他にも、フルーツでつくるスムージーに甘酒や豆乳をいれたりアレンジして、甘酒だけで飲むのが苦手な方は、

・黒ごまと甘酒

・いちごと甘酒

・ヨーグルトと甘酒

などなど、自分なりに飲みやすいアレンジを見つけて楽しんでみましょう。

今注目の組み合わせは、黒米✕甘酒

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また黒米の甘酒ならさらに薬膳効果があがります。

黒米には薬膳では、胃腸を健康にして疲労回復にも効果があり体力を回復するとされます。

またアントシアニンが含まれ老化予防にも、食べる美容液と言われる甘酒を黒米でつくるとさらに体によいですね。

最近は、薬膳甘酒ということで黒米でつくった甘酒も市販されていて人気です。

またプリンやムースなどのスイーツ作りの際に、砂糖の代わりに甘酒を使うこともできます。

食べる点滴ともいわれる甘酒を手軽に日々の食生活に取り入れてみてください。

忙しい朝にぴったりな簡単薬膳甘酒入りスムージー

野菜ジュースと甘酒

甘酒、ケール、りんごでつくったスムージーです。

甘酒が入っていることにより、生野菜による胃腸を冷やす作用を抑えることができます。

今回はケールやりんごを使ったスムージーでしたが、季節によって取れる小松菜や果物とミックスするのもオススメです。

これから迎える春には、彩りも鮮やかないちごを使ったスムージーに甘酒を入れてみたりと、楽しみも広がりますよね。

美容効果もたーっぷりな甘酒を使ったドリンクレシピを是非お試しください。

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中島香代子

中島香代子

栄養士、薬膳コンシェルジュ、薬膳エバンジェリスト(薬膳コンシェルジュ協会認定)、豆腐マイスター、裏千家茶道師範、草月流華道師範 主婦の立場から家族の健康管理のために薬膳を学ぶ。 薬膳の考えの素晴らしさを広めたいと思いカルチャー講座にて薬膳講座を引き受けながら薬膳レシピの提案や栄養指導などの活動をしています。 生活の中にすぐに役立つ簡単薬膳をお伝えして行きたいと思います。