【自宅でできる簡単ピラティス 第2回】
普段生活している中で、無意識にしている「呼吸」ですが、日々のストレスや慢性的な疲労などが原因で呼吸が浅くなったりすることがあります。
呼吸が浅くなると、血行が悪くなったり基礎代謝が落ちたりといった様々なカラダの不調が現れ始めます。
健康を維持するために、深く呼吸をすることはとても重要なんです。
ピラティスをする上でも「呼吸」はとても大切な要素
まずは深く呼吸をしてみましょう。
無理なく、深い呼吸をすることで、余分な力をぬいてくれたり、スッキリリフレッシュしたり、気分が高まって眠りづらい時などは、精神を安定させて眠りやすくしてくれる効果もあります。
あぐら、もしくは椅子等に座り、背骨を天井の方に無理なく真っ直ぐ伸ばしましょう。
鼻から息を吸って、風船が膨らむように肋骨を前後左右に大きく広げ、風船から空気が抜けるように口から息を吐き出しながら少しお腹に力を入れていきます。
息を吸う時は背中側にも広がりを感じられるように意識し、 息を吐く時には、背骨が丸まってしまわないように、更に天井の方へ伸びて行くように意識してみましょう。
肋骨の動きがわかりづらい時には、写真のように、手を添えてみても良いですね。 無理なく3、4回繰り返すところから始めてみましょう。
次回は肩凝りを解消しやすい動きのお話しをしてみたいと思います。 お楽しみに☆
The following two tabs change content below.
宝塚歌劇団出身。退団後、自身の怪我のリハビリをきっかけに、ピラティス、ジャイロキネシス、ジャイロトニック認定トレーナーとして指導者資格を取得。 現在、新宿BROAD WAY DANCECENTER(http://b-d-c.jp)、池袋チャコットヨガスタジオ(http://www.chacott-jp.com/j/studio/info/detail2314)等で指導にあたる。
最新記事 by 小田島夏希 (全て見る)
- 背骨と骨盤を連動させ、コアを感じるピラティスをご紹介 - 2017年1月11日
- 背骨周りの筋肉をほぐすピラティス - 2016年6月7日
- 首周りの緊張を緩める動きのピラティス - 2016年5月9日