こんにちは、白水千雅です。
日中も暑くなってきて、もうすっかり夏ですね。
夏に向けてダイエットされている方も多いんじゃないでしょうか?
最近流行りの糖質ダイエットなんて言葉もありますが、
ご飯やパンなどの主食を抜けば良いと考えている方も多いと思います。
【食べる事は生きる事 第7回】は、私たちの食事の大半を占める
炭水化物と糖質の違いについてお話していこうと思います。
炭水化物を食べ過ぎると太る??
最近、私のもとには
「炭水化物、糖質、糖類などよく区別がわからない」
とご質問を多くいただきます。
炭水化物の由来は、
炭素と水の化合物というのが名前の由来になっています。
炭水化物を含む代表的な食べ物として、
ご飯、パンなどのでんぷん質が知られていますが、
実は砂糖、果物などの甘いものに多く、
食物繊維も炭水化物に含まれるんです。
よく炭水化物を食べると太る!
と言われていますがこれは半分本当で半分ウソです。
正確には炭水化物を必要以上に食べると太る。
ということなのです。
炭水化物はご飯、ラーメン、パスタ、パンなど
主食となるものが大半でついつい食べ過ぎてしまう傾向にあります。
炭水化物に限らず食べ過ぎると太ってしまうのは、
当たり前の話ですよね。
炭水化物をついつい食べ過ぎてしまいがちな方は、
次のようなことを意識して食事をすると良いです。
1.よく噛んで食べること(理想は一口当たり30回ほど咀嚼できるとベストです)
2.炭水化物を食べる前に、野菜やタンパク質を摂取して
吸収をスピードを緩やかにすることができます。
糖質と糖類って意味は一緒??
炭水化物に続き、糖質と糖類も体重が気になる方にとっては
よく耳にするキーワードかと思います。
まず糖質の意味ですが、
炭水化物から食物繊維を抜いたものが糖質と呼ばれます。
続いて糖類の意味ですが、
ブドウ糖や果糖などの単糖類と、砂糖、乳糖などの2糖類を合わせて糖類と呼びます。
分かりやすくすると、
炭水化物=糖質+食物繊維ということです。
カロリーになる炭水化物は糖質と呼ばれ、糖類甘いものと分類されます。
炭水化物は食物繊維と糖質で出来ていますが、
この糖質にも種類があります。
単糖が2つくっついた物が二糖類、たくさんくっついた物が多糖類。
多糖類のほうが体に吸収されるまで時間がかかるということです。
ゆっくり吸収される糖を選ぶことが、ダイエットにもつながります。
最近、糖質制限をしていると聞きますが、
単にご飯を食べない事が糖質制限にはならないですし、
生きていくには必要な栄養素となります。
何かを省くのではなく
バランスが大切ですね!
よくご飯やジュースに含まれる糖分を角砂糖やスティッシュガーに換算することがあります。
これには少し違和感があります。
惑わされる事なく、食べる事は生きることです。
上手に炭水化物を摂り、健康な身体を作りましょう!
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